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キャセイパシフィック、中東情勢下でも3月の乗客数が前年比増加

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キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)と傘下の格安航空会社HKエクスプレス(HK Express)が、2025年3月の乗客数について前年同期比で増加を記録したことが明らかになった。キャセイグループが金曜日に発表した声明によるものである。

米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受け、中東地域を経由・発着する国際航空便には少なからず影響が及んでいる。同グループにおいても経営面での負の影響が生じたとみられるが、旅客需要の底堅さにより、一定程度の相殺が図られた形である。

一方、同グループは5月中旬から6月末にかけて、キャセイパシフィック便を2パーセント、HKエクスプレス便を6パーセントそれぞれ削減する計画をすでに公表している。中東情勢に起因する需要の不確実性や、航空路線の安全性確保が主な背景とされている。

ただし、6月以降については全便の運航復旧を目指す方針も併せて示されており、情勢の改善に対する一定の期待がうかがえる。中東における紛争の推移は、今後も国際航空業界全体の動向を左右する重要な要因となる見通しである。