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シンガポール、詐欺シンジケートの資金回収役に懲役・鞭打ち刑を科す

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シンガポール当局は、詐欺シンジケートの一員として活動していた23歳のマレーシア国籍の男性に対し、改正法に基づいて懲役刑と鞭打ち刑を科した。

同人は、証券仲介サービスへの投資を装った詐欺事件において、被害者から現金を回収する「マネーミュール」と呼ばれる役割を担っていたとされる。シンガポールへの入国当初から、詐欺組織における資金回収業務に従事する目的であったとみられている。

被害者は虚偽の投資商品への勧誘を受けて資金を送金しており、マネーミュールはその現金を受け取り、組織へ転送する中継役を果たしていた。直接的な詐欺の勧誘行為に関与していなくとも、ネットワークの一端を担う者として重い刑事責任が問われた形となる。

シンガポールでは近年、国際的な詐欺組織に対する取り締まりが強化されている。今回の判決は、改正法のもとで厳格な姿勢を示す一例といえる。組織犯罪の中継地点として利用されることを防ぎ、詐欺ネットワーク全体への抑止効果を狙う意図がうかがえる。

各国で同様の詐欺被害が報告されるなか、資金の流れに関わる末端の関与者にまで厳しい処罰を科すシンガポールの対応は、国際的な詐欺対策の動向としても注目される。