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シンガポール航空(SIA)は、チャンギ空港からフランクフルトへ向かう便において、搭乗開始前にケータリング作業用トラックがエアバスA380型機のエンジンに接触するインシデントが発生したと発表しました。
同社のスポークスパーソンによると、機内食を搭載するための作業中にトラックがエンジンの一つと接触し、損傷の程度を確認した結果、修理が必要と判断されました。これを受け、同便の運航継続を断念し、別の航空機への機材変更を決定しています。乗客の搭乗は予定より遅れることとなりました。
エアバスA380は世界最大級の旅客機であり、搭乗橋やケータリング車両、整備車両など多数の地上支援機器が周囲で同時に作業を行います。こうした大型機の運用では、限られたスペースに複数の車両や機材が集中するため、接触事故の防止が重要な課題となっています。
地上でのインシデントは世界各地の空港で定期的に報告されており、国際航空運送協会(IATA)をはじめとする業界団体も安全管理体制の強化を呼びかけています。シンガポール航空は今回の事案について詳細な原因調査を進め、再発防止策を検討するとみられます。
なお、乗客にけが人は報告されていません。