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英国のチャールズ(Charles)国王とカミラ(Camilla)王妃が米国ニューヨークを訪問し、2001年9月11日に発生した同時多発テロの犠牲者を追悼した。
米国時間の水曜日、両名は下マンハッタンに位置する9・11メモリアルを訪れ、花束を献花した。同メモリアルは、イスラム過激派組織アルカイダ(al-Qaeda)によるテロ攻撃で倒壊したワールド・トレード・センター(World Trade Centre)のツインタワー跡地に建設されている。
今回の訪問は、英米関係にやや緊張が見られる時期と重なった。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、イランとの紛争をめぐり、英国からの支援や協力が不十分であるとして、キール・スターマー(Keir Starmer)英首相を公に批判していた経緯がある。外交面で摩擦が生じているなかでの王族による訪問として注目を集めた。
こうした背景のもと、国王らによる犠牲者追悼は、歴史的な同時多発テロに対する両国の共通認識を改めて示す意義があるとみられる。テロ対策や安全保障における英米の連帯を象徴する行動として受け止められる可能性がある。訪問にはマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)元ニューヨーク市長も関わるなど、米国側でも丁重な対応がなされたもようである。
英国王室による今回のニューヨーク訪問は、外交上の緊張が続くなかにあっても、両国間の歴史的な絆が維持されていることを示すものといえる。