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トランプ大統領、パキスタンへの特使派遣を中止 イラン交渉で強硬姿勢示す

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トランプ(Donald Trump)米大統領は、パキスタンでの停戦交渉に向けて予定していた特使派遣計画の中止を発表した。派遣が見込まれていたのは、特使のスティーブ・ウィトコフ(Steve Witkoff)氏と、大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏の2名である。

イラン(Iran)との関係が緊張するなか、8週間以上にわたる武力衝突が世界経済にも深刻な影響を及ぼしている。今回の決定は、イラン側が誠実な対話姿勢を示すまでは使者派遣に応じる必要がないとの判断に基づくものとみられる。

トランプ大統領はソーシャルメディア上で「移動に時間をかけすぎた。やることは山ほどある」と投稿し、交渉プロセスの進め方に不満をにじませた。フォックス・ニュース(Fox News)との電話インタビューでも同様の見解を示したと報じられている。

今回の判断は、イランとの外交的対話の余地を残しつつも、米国として安易な譲歩はしないという強い姿勢を打ち出す狙いがあるとの見方が広がっている。ウィトコフ氏とクシュナー氏は当面の間パキスタン訪問を延期し、イラン側からの前向きな措置を待つ構えだ。

米イラン間の緊張が国際経済にも波及するなか、トランプ政権が今後どのような外交的判断を下すのか、国際社会の注目が集まっている。