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ロイター・イプソス(Reuters/Ipsos)が実施した世論調査で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持率が現在の任期における最低水準にとどまっていることが分かった。調査では、多くの米国民が大統領の気質(temperament)に対して疑問を抱いていることが示されており、こうした不信感が数字に反映されているとみられる。
支持率低下の背景には、複数の政治的対立が指摘されている。一つはイランをめぐる情勢への対応である。この問題に関する政策判断をめぐって国内世論は割れており、大統領の方針や姿勢に対して批判的な見方が広がっている模様である。もう一つは、ローマ教皇レオ(Pope Leo)との不和である。両者の間で生じた対立は米国内でも広く報じられ、宗教的価値観を重視する有権者層の支持にも影響を及ぼしているとの見方がある。
トランプ大統領は前任期を含め、その言動が繰り返し議論の対象となってきた。今回の調査結果は、大統領としての判断力や対人関係のあり方について、米国民がより深刻な懸念を抱きつつあることを示唆するものといえる。外交上の緊張や宗教指導者との摩擦が重なるなかで、国民の信頼が揺らいでいる構図が浮かび上がっている。
今後、支持率がさらに低下するのか、あるいは政治的な局面の変化によって持ち直すのかが注目される。次期選挙を見据えるうえでも、この動向は大統領の政治的立場に少なからぬ影響を与える可能性がある。