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トランプ米大統領が、ルビオ国務長官のバチカン訪問を数日後に控える中で、ローマ教皇レオへの批判を改めて行った。関係修復を目指す外交日程の直前の発言であり、米国とカトリック教会の関係改善に向けた取り組みを複雑にする可能性がある。
保守系コメンテーターのヒュー・ヒューイット氏とのインタビューで、トランプ氏は初のアメリカ生まれの教皇であるレオ教皇について、イランを支援していると主張した。さらに、教皇が移民に対する米政権の姿勢を「不尊重」と批判し続けていることに触れ、こうした発言が世界をより危険にしていると非難した。国際問題への教皇の関与そのものにも疑問を呈した形である。
ルビオ国務長官のバチカン訪問は、米国とカトリック教会との関係修復や外交的な対話の構築が主な目的とみられる。しかし、トップである大統領自身が教皇批判を繰り返している状況は、現地での建設的な協議を難しくしかねない。
教皇レオは就任以来、移民や紛争、貧困といった国際問題について発言を重ねており、トランプ政権の方針と対立する場面が目立つ。今回の訪問で双方の溝が埋まるのか、あるいは溝がさらに広がるのか、注視される局面となっている。