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トルコ移民総局(Turkish Directorate General of Migration Management)は、ナイジェリアをはじめとする約36のアフリカ諸国の国民を対象に、居住許可証の申請手数料を最大930%引き上げると発表した。
居住許可証はトルコに長期滞在する外国人にとって不可欠な書類であり、これまで多くのアフリカ諸国の国民がトルコでの就労や生活を目的に取得してきた。今回の大幅な値上げは、対象国からの移民にとって経済的負担の著しい増加を意味し、申請を断念せざるを得ない層が拡大する可能性がある。
背景には、トルコ国内で高まる移民政策の見直し議論があるとみられる。トルコは近年、シリア難民の大量受け入れなどを経て、移民・難民政策全般の再検討を進めてきた。今回の措置が特定のアフリカ諸国を対象としている点については、対象国の選定基準や政策的意図をめぐり、今後議論が深まることも予想される。
アフリカ諸国の在トルコ・コミュニティからは懸念の声が上がっており、すでに居住許可を保有する人々の更新手続きにも影響が及ぶ見通しである。トルコとアフリカ諸国との外交関係や、アフリカからトルコへの人の移動の動向がどのように変化するか、引き続き注視が必要である。