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トルコの警察は、学校で発生した銃撃事件で9人を殺害したとされる14歳の容疑者が、2014年に米国で起きた大量殺傷事件に関連する画像を使用していたと発表した。
発表によれば、容疑者はカリフォルニア州で起きた事件の実行犯エリオット・ロジャー(Elliot Rodger)を参照するイメージをオンライン上で利用していたという。ロジャーは当時、複数の人物を殺害した人物として知られ、その後も類似の事件で模倣の対象とされてきた経緯がある。
トルコ警察はまた、今回の事件に関連する暴力的なオンラインコンテンツの流通について、計162人を拘束したことを明らかにした。当局は、こうしたコンテンツがさらなる暴力を助長する恐れがあると判断し、取り締まりを強化しているとみられる。
今回の発表は、オンラインプラットフォーム上での過激なコンテンツの拡散と、現実の犯罪行為との関連性をめぐる懸念を改めて示すものとなった。模倣犯的な動機や、過去の事件の加害者を象徴として扱うサブカルチャー的潮流については、各国の研究機関や法執行機関がかねて警戒を呼びかけてきた。
容疑者の動機や背景、拘束された162人との具体的な関係については、現時点で詳細は公表されていない。トルコ当局は引き続き捜査を進めており、事件の全容解明には時間を要する見通しである。