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新教皇レオ、カメルーン訪問で宗教の政治利用に警鐘

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米国出身の新ローマ教皇レオが、カメルーンの英語圏北西部を初めて訪問している。同地域は長年にわたり政治的な緊張を抱えており、水曜日の首都ヤウンデ到着以降、教皇レオは宗教を政治的に利用する行為を繰り返し戒めてきた。

木曜日、北西部バメンダでの演説で、教皇レオは「平和をもたらす者は幸いである。しかし、宗教と神の名を軍事的・経済的・政治的な利得のために操作し、神聖なものを暗黒と汚濁に引きずり込む者には災いがある」と述べた。この発言は、カメルーンの指導者層に向けられた警告と受け止められている。

カメルーンのポール・ビア大統領は93歳で、1960年のフランスからの独立以来、同国で2人目の国家元首にあたる。長期政権を敷く指導者に向けた教皇のメッセージは、宗教を権力維持の道具として扱うことへの国際的な懸念を映し出していると見られる。

北西部と南西部の英語圏地域では、政府と分離独立派勢力の対立が続いており、住民生活への影響が指摘されてきた。紛争を抱える地域における宗教指導者の役割にも改めて関心が集まっている。編集部は、今回の訪問が地域の対話にどのような影響を及ぼすかを注視していく。