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ドイツ座礁クジラ「ティミー」救助へ 空気クッションで海に戻す計画

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ドイツの海岸で座礁したクジラ「ティミー(Timmy)」を救助する作戦が進められている。計画を提案したのは2人の起業家で、膨張式(インフレータブル)クッションとポントン(浮筒)を組み合わせ、負担を抑えながら海へ戻すことを目指している。

作戦ではまず、複数の空気クッションをクジラの下に慎重に差し入れ、それらを少しずつ膨らませて体を持ち上げる。その後、ポントンに乗せた状態で浅瀬から沖合の深い海域へと輸送する段取りになるとみられる。体重のあるクジラを直接吊り上げる従来の方法に比べ、体にかかる圧力を分散できる点が特徴とされる。

座礁したクジラの救助は、体の自重による臓器への負担や乾燥、ストレスといった要因が重なり、これまで危険かつ困難な作業とされてきた。今回の手法は、こうしたリスクを抑えつつ生還の可能性を高める試みとして関係者の関心を集めている。

一方で、作戦の成否は潮位や波、風といった海況に大きく左右される。気温や救助に要する時間もクジラの体調に直結するため、現場では慎重な判断が求められる見通しだ。

今後の救助活動の進展が注目される。