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ナイジェリアの政治団体アフリカ民主会議(ADC)から下院議員への立候補を予定するキオゴ・コンスタンス・イコクウ博士が、同国の各政党に対し、候補者指名フォームにかかる高額な費用の廃止あるいは大幅な削減を求める提言を行った。
イコクウ氏が立候補を予定しているのは、イデミリ・ノース・アンド・サウス連邦選挙区の議席である。同氏は、現行の高額な指名費用制度が資金力のある人物に有利な構造を生み出しており、候補者の適性や政策立案能力ではなく、経済力によって政治参加の可否が左右される状況を招いていると指摘している。
ナイジェリアでは、政党の候補者指名プロセスにおいて、立候補希望者が高額なフォーム購入費用を負担する慣行が広く定着している。この仕組みにより、十分な資質を備えながらも経済的余裕のない候補者が政治の場から実質的に排除されるという課題が、かねてより指摘されてきた。
イコクウ氏は、政治制度が真の意味で実力主義に基づくべきだと訴え、能力と志のある人材が資金面の障壁なく選挙に参加できる環境の整備を求めている。同氏の提言は、ナイジェリアの民主主義プロセスにおける公平性と包摂性の向上に向けた議論に一石を投じるものといえる。
なお、候補者指名費用の見直しについては、同国の市民社会や一部の政治家からも同様の声が上がっており、今後の各政党の対応が注目される。