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ニュージーランド、ストーキングを独立犯罪とする新法を制定
ニュージーランドにおいて、ストーキング行為を独立した犯罪として明確に位置づける新たな法律が制定された。従来、同国ではストーキングに対して複数の既存法を組み合わせて対応してきたが、今回の立法により、被害者保護の強化と加害行為の抑止が期待されている。
新法の制定に際し、自らストーキング被害を経験したジャズ・ソーントン(Jazz Thornton)氏が体験を公表した。ソーントン氏は「その日、私の安全という感覚が奪われた。それ以来、一度も取り戻せていない」と述べ、被害がもたらす心理的影響の深刻さと長期性を訴えている。
ストーキング行為を専門的かつ独立した犯罪類型として法律に明記することには、いくつかの意義がある。捜査機関が早期に介入しやすくなること、被害者が被害を申告する際の心理的障壁が低くなること、そして社会全体としてストーキングの重大性に対する認識が高まることなどが挙げられる。
ソーントン氏のように被害経験者が声を上げることは、法制度の整備を後押しするとともに、潜在的な被害者が支援を求めるきっかけとなりうる。今回の立法は、被害者の声を反映した法整備の一例として注目される。