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ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相は、インド太平洋地域が持つ大きな経済発展の可能性に触れつつ、その実現には中堅国同士の密接な協力が不可欠だとの考えを示した。Channel NewsAsiaのアンジェラ・リム記者によるインタビューで語ったものとされる。
同地域は世界経済の中でも戦略的に重要な位置を占め、今後の成長が期待される一方、米国と中国の影響力をめぐる競争を背景に、地政学的な緊張が続いている。こうした複雑な状況の中で、ニュージーランドやシンガポールといった中堅国が中心となり、貿易関係の構築や安全保障面での連携を強めていくことが鍵になるという。
ラクソン首相は、大国間の対立構造が深まるなかでも、国際的な影響力を持つ中堅国が率先して協力を進めることで、地域全体の安定と持続的な繁栄を両立させられるとの見方を示している。
中堅国による多層的な連携の枠組みは、単独では大国に対抗しにくい立場を補い合う役割も担うとみられる。インド太平洋の将来像をめぐって、こうした国々の発信力と調整力が一段と問われる局面に入りつつある。