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オランダに本社を置く半導体企業ネクスペリア(Nexperia)は、親会社である中国・聞泰科技(Wingtech Technology)の株主に対して不利益を与える意図はないとの声明を発表した。
ネクスペリアは、かつてNXPセミコンダクターズの標準製品部門として事業を展開していたが、2019年にウィングテックが買収し完全子会社となった。欧州を拠点とする半導体企業が中国資本の傘下に入ったことで、各国の安全保障当局から注視される場面も少なくない。
今回の声明は、ネクスペリアの経営方針がウィングテック株主の利益と相反するのではないかとの懸念に対して出されたものとみられる。同社は、事業運営において株主価値の維持・向上を重視しており、親会社の投資家に損害を与えるような行動はとっていないと強調した。
半導体業界では、米中間の技術競争や各国の輸出管理強化を背景に、国際的な資本関係を巡る緊張が続いている。ネクスペリアとウィングテックの関係も、こうした地政学的な文脈のなかで引き続き注目を集めている。
編集部では、今後の両社の動向および関連する規制環境の変化を注視していく。