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ネパール、盗難された13世紀の仏像がニューヨークから返還

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ネパール当局は2日、同国から盗み出されていた13世紀の仏像が米ニューヨークから返還されたと発表した。仏像はカトマンズの寺院に安置されていたもので、1980年代に盗難されて以降、長く所在が不明となっていた。

返還された仏像は、ヒマラヤ地域の中世美術や信仰文化を象徴する宗教的遺物として高く評価されている。カトマンズの寺院で信仰の対象とされてきた歴史を持ち、ネパールの文化遺産を代表する存在である。今回の返還は、ネパール当局による長年の外交交渉と、国際的な文化財回復の枠組みを通じて実現したものとみられる。

ネパールをはじめとするアジア諸国では、植民地時代や戦後の混乱期を通じて多くの文化財が国外へ流出した経緯がある。各国は国際協力を活用しながら流出文化財の回収に取り組んでおり、近年は返還の事例が増加傾向にある。

返還された仏像は、元の寺院に戻された上で適切な保存・管理体制のもとに置かれる見通しである。ネパール当局は今後も国際社会と連携しながら、流出した文化遺産の回復に努めるとしている。