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ネパールのスダン・グルン内務大臣(38歳)が、自身の金銭問題に関する批判を受けて辞任を表明した。在任期間はわずか1カ月足らずであった。
グルン氏は、2025年9月にネパール前政権の退陣につながったZ世代による大規模な抗議運動において中心的な役割を果たした人物として知られている。若い世代の声を代表する政治指導者として注目を集め、反汚職を主要な政策課題に掲げて内務大臣に就任していた。
しかし就任後まもなく、同氏自身の財務に関する疑惑が浮上した。グルン氏はソーシャルメディアを通じて「本日付で内務大臣の職を辞任します」と表明し、「私にとって道徳性はポストよりも大切です」と述べた。辞任の理由については「公正な調査を確保するため」と説明しており、疑惑に対する徹底的な調査を自ら求める姿勢を示している。
反汚職を旗印に政治の表舞台に立った若き指導者の早期退場は、ネパールの政局に少なからぬ影響を及ぼすとみられる。同国では近年、若年層を中心とした政治改革への期待が高まっていただけに、今後の政情の推移が注目される。