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2023年にノーベル平和賞を受賞したイランの人権活動家ナルゲス・モハマディ(Narges Mohammadi)氏が、重篤な状態にあることが明らかになりました。
同氏の家族が運営する財団の発表によると、モハマディ氏は5月1日に収監先からイラン北西部の病院へ搬送され、5月3日時点で心臓ケアユニット(CCU)において治療を受けているとのことです。具体的な病状の詳細は明らかにされていませんが、心臓に関わる深刻な症状が生じているとみられます。
モハマディ氏は、イラン国内における女性の権利擁護や死刑制度の廃止を訴える非暴力の活動を長年にわたり続けてきました。その功績が認められ、2023年のノーベル平和賞を受賞しましたが、授賞式には出席できず、現在も拘束下に置かれています。
同氏の健康状態をめぐっては、以前から収監環境の厳しさを指摘する声が国際社会から上がっていました。今回の報道を受け、イランにおける人権状況や政治犯の処遇に対する国際的な関心が改めて高まることが予想されます。
編集部では、モハマディ氏の健康状態および関連する国際社会の動向について、引き続き注視してまいります。