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イランの人権活動家でノーベル平和賞受賞者のナルゲス・モハマディ(Narges Mohammadi)氏が、イラン国内の病院に入院していることが5月2日に明らかになった。同氏の家族が運営する財団が声明を通じて発表した。
財団の声明によると、モハマディ氏は「健康状態の壊滅的な悪化」に直面しており、「心臓危機」を含む深刻な医学的状況にあるという。入院に至った詳しい経緯や今後の治療方針については、現時点で公表されていない。
モハマディ氏はイランにおける民主主義と女性の権利の推進に長年取り組んできた人権活動家である。2023年にノーベル平和賞を受賞し、非暴力による抵抗の象徴として国際社会から広く認知されている。イラン国内では活動を理由に複数回にわたり投獄されてきたとされ、厳しい状況のなかで活動を続けてきた。
今回の入院により、イランにおける人権状況への国際的な関心があらためて高まる可能性がある。同国の人権環境については、国連をはじめとする国際機関から継続的に批判が寄せられており、活動家の処遇や安全についても懸念が表明されてきた。
モハマディ氏の健康状態の回復を望む声が、各国の政府や人権団体から寄せられるとみられる。今後の続報に注視していく。