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ハンガリー新指導者マジャール氏、ゼレンスキー大統領に会談を提案
ハンガリーの選挙勝利者ペーター・マジャール(Peter Magyar)氏は4月28日、自身のフェイスブックを通じて、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskiy)大統領との会談を提案した。会談はウクライナ西部での開催を想定しており、主な議題はウクライナ領内に暮らす民族ハンガリー人の少数民族権についてとみられる。
背景:長年の懸案事項
ハンガリーとウクライナは国境を接する隣国であり、ウクライナ西部のザカルパッチャ州を中心に約15万人のハンガリー系住民が暮らしているとされる。同地域における言語権や教育制度をめぐっては、両国間で長年にわたり意見の相違が続いてきた。特にウクライナが2017年に制定した教育法における少数民族言語の扱いについて、ハンガリー側は繰り返し懸念を表明してきた経緯がある。
新政権の外交姿勢
マジャール氏はハンガリー国内の選挙で勝利を収めており、今回の提案は新政権としての外交方針を示す動きの一つと位置づけられる。前政権下ではウクライナとの関係が冷え込む場面もあったが、マジャール氏が直接対話を呼びかけたことは、関係改善に向けた意思表示とも受け取れる。
ウクライナ情勢が複雑さを増すなか、隣国ハンガリーとの安定的な関係構築はゼレンスキー政権にとっても重要な外交課題の一つである。ゼレンスキー大統領側からの正式な反応は、現時点では確認されていない。
今後、会談が実現するかどうか、また議題がどこまで具体化するかについて注視していく必要がある。