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オーストラリアの警察当局は4月16日、シンガポール発パース行きのスクート便機内で乗客の女性に性的暴行を加えたとして、インド国籍の52歳の男性を起訴したと発表した。オーストラリア連邦警察(AFP)とウェスタンオーストラリア州警察による共同声明によれば、事件は15日のフライト中に起きたという。
声明によると、被害に遭った女性は機内で隣の座席に座っていた男性から、同意のない性的行為を受けたとされる。女性が客室乗務員に助けを求めたことを受け、乗務員は女性を別の座席へ移動させるなどの対応を取った。機体がパース空港に到着した後、待機していた警察官が男性の身柄を拘束し、聴取を行ったうえで正式に起訴したとみられる。
オーストラリアでは、航空機内で発生した性的犯罪についても国内法に基づき厳格に立件される運用が取られている。容疑の具体的な内容や事件の経緯については、今後の司法手続きの中で順次明らかにされる見通しだ。
航空各社や業界団体は、機内における同様の被害を防ぐため、客室乗務員への研修強化や通報体制の整備を進めている。長時間のフライトでは乗客同士の距離が近くなりやすく、被害が表面化しにくいという指摘もあることから、関係機関には再発防止に向けた一層の取り組みが求められている。