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ロシアの国営世論調査機関VTsIOM(全ロシア世論調査センター)が2026年4月24日に発表したデータによると、ウラジーミル・プーチン大統領の支持率が65.6%に低下しました。これは2022年2月のウクライナ侵攻開始以来、最も低い水準となります。
支持率の低下は7週連続で続いており、ロシア国内の世論が緩やかに変化しつつあることがうかがえます。ウクライナ侵攻直後には急上昇した支持率ですが、戦争が4年を超えて長期化するなかで、段階的に低下傾向をたどっています。
この背景には、国際的な経済制裁の影響によるインフレーション圧力の高まりや、国民生活における経済的困難の深刻化があると指摘されています。戦争の継続に対する疲弊感も、支持率低下の一因と考えられます。
なお、VTsIOMは国営機関であり、調査手法や結果の公表に一定の留意が必要です。それでも、同機関の数値として低下傾向が続いている事実は、ロシア国内の政治的な空気の変化を示す指標として注目されます。
今後の支持率の推移は、ロシアの国内政策や戦争の行方を見通すうえで重要な判断材料となりそうです。