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ペイパル、ベンモを独立した事業単位に分離へ

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米国の決済大手ペイパル(PayPal)は、傘下のモバイル送金アプリ「ベンモ」(Venmo)を独立した事業単位として分離する方針を明らかにした。ベンモの成長をさらに加速させる狙いがあるとみられる。

ベンモは、個人間での送金や割り勘といった機能を提供するモバイルアプリで、米国では特に若年層を中心に幅広く利用されている。ペイパルによる買収以降、同社の傘下で事業を展開してきたが、今回の分離によって独自の経営戦略を機動的に実行できる体制へと移行する。

組織の分離により、ベンモはペイパルのコアビジネスである企業向け決済サービスとは異なる方針のもとで意思決定を行えるようになる。個人間送金市場では、キャッシュアップ(Cash App)やゼル(Zelle)といった競合サービスとの競争が激化しており、独立した体制での迅速な対応が求められていた。

ペイパル経営陣は、今回の分社化を通じてベンモが持つ潜在的な成長余地を最大限に引き出し、企業全体の中長期的な価値向上につなげたい考えだ。ベンモがどのような独自戦略を打ち出していくのか、今後の動向が注目される。