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台湾の電子機器受託製造大手ホンハイ精密工業(Hon Hai Precision Industry Co.)は2026年5月4日、同社が開発した第2世代衛星2機の打ち上げが成功したと発表した。衛星は米カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地(Vandenberg Space Force Base)から打ち上げられたという。
ホンハイはスマートフォンやパーソナルコンピュータの受託製造で世界最大級の規模を誇る企業である。今回の打ち上げは「第2世代」と位置づけられており、すでに第1世代衛星の運用実績があることがうかがえる。衛星の具体的な用途や技術仕様については、現時点で詳細は公表されていない。
宇宙産業をめぐっては、米国や中国をはじめとする各国の企業が衛星コンステレーションの構築を加速させている。こうした中、台湾の大手製造企業が宇宙技術分野へ本格的に参入する動きは、アジア太平洋地域の宇宙産業にとって注目すべき展開といえる。
ホンハイは近年、電気自動車(EV)や半導体など従来の受託製造にとどまらない事業領域の拡大を進めてきた。衛星開発への取り組みもその一環と位置づけられ、今後の事業展開や衛星通信分野への応用が注視される。