BREAKING

ポップマート「ラブビ」ぬいぐるみから米国禁止の新疆綿を検出

元記事公開:

人気キャラクターグッズメーカーのポップマート(Pop Mart)が販売する「ラブビ」のぬいぐるみから、米国で輸入が禁止されている新疆ウイグル自治区産の綿が検出されたことが明らかになった。ポップマートはサプライチェーン内における新疆綿の使用について調査を実施する方針を示している。

米国では、新疆ウイグル自治区における強制労働への懸念を背景に、同地域産の綿製品の輸入を制限している。2021年に成立した「ウイグル強制労働防止法(UFLPA)」により、同地域で生産された綿を使用した製品は、製造者が強制労働に関与していないことを立証できない限り、原則として輸入が認められない仕組みとなっている。

ラブビは世界各地で若年層を中心に高い人気を誇り、ポップマートはキャラクターグッズ業界を代表する企業の一つとして知られている。今回の検出は、グローバルなサプライチェーンにおける原材料の追跡可能性の確保がいかに困難であるかを改めて示す事例といえる。

新疆ウイグル自治区は世界の綿花供給量のおよそ5分の1を占めるとされ、多くの国際ブランドが意図しない新疆綿の混入を防ぐための管理体制の強化に取り組んでいる。ポップマートが今後どのような対応策を講じるかについては、引き続き注視が必要な状況である。