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マレーシア・サバ州サンダカン地区の沿岸村で大規模な火災が発生し、およそ1000軒の住宅が焼失、9000人以上の住民が避難を余儀なくされました。地元の消防・救助機関が明らかにしています。
火災は現地時間4月18日午前1時32分頃(日本時間19日未明)に報告されました。サンダカン地区の消防・救助部長であるジミー・ラグン(Jimmy Lagung)氏は声明で、「強い風と住宅の密集状態が火災の急速な拡大を招いた」と述べています。強風により火が隣接する住宅へ次々と燃え広がったとみられます。
被害拡大には、当時の海象条件も大きく影響したとされています。低潮位であったため、消火活動に必要な海水の取水が困難だったと指摘されており、消防職員による初期消火を著しく妨げたものと考えられます。消防隊は限られた水資源のなかで懸命に消火活動に当たりました。
ボルネオ島に位置するサバ州の沿岸部には、木造建築を中心とした密集住宅地が広がっており、大規模火災のリスクが高い地域とされています。当局は現在、被災者の避難所確保と生活支援に取り組むとともに、今後の火災予防対策や防火施設の強化を進める方針です。