BREAKING

ミャンマー当局がスー・チー氏の自宅軟禁移送を発表、息子は信ぴょう性に疑問

元記事公開:

ミャンマー当局は3日、ノーベル平和賞受賞者であるアウン・サン・スー・チー氏を獄中から自宅軟禁に移送したと発表しました。これに対し、スー・チー氏の息子キム・アリス氏は米公営放送NPRの取材に応じ、当局の発表の信ぴょう性について強い疑問を呈しています。

スー・チー氏はミャンマーの民主化運動を長年にわたり率い、1991年にノーベル平和賞を受賞しました。2021年にミャンマー国軍がクーデターを起こした際、国家顧問の職にあったスー・チー氏は拘束され、複数の罪状で起訴されて以降、長期にわたる身柄の拘束が続いていました。

当局は今回の移送が実現したとしていますが、移送先の詳細や具体的な状況については明らかにしていません。キム・アリス氏はNPRに対し「母親にもう一度会いたいだけだ」と語っており、家族が現在の状況を直接確認できていないことがうかがえます。

ミャンマーの軍事政権下では報道の透明性が著しく低い状態が続いており、当局の発表内容については慎重な検証が求められます。スー・チー氏の処遇をめぐっては、人権団体や欧米諸国の政府から即時解放を求める声が繰り返し上がっています。家族が安否を確認する手段すら失われている現状に対し、国際社会の懸念はさらに高まっています。