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メキシコ軍は同国北西部において、最大級の犯罪組織であるハリスコ・ニュー・ジェネレーション・カルテル(CJNG)の有力幹部アウディアス・フロレス・シルバ(Audias Flores Silva)を逮捕しました。フロレス・シルバは「エル・ハルディネーロ」(El Jardinero=庭師)の通称で知られ、CJNG の地域司令官を務めていた人物です。
CJNG は先月、組織の指導者が殺害されたばかりであり、わずか 2 か月のうちに幹部級の人物を相次いで失う事態となりました。フロレス・シルバは殺害された指導者の有力な後継者候補と目されており、米国政府が同氏の逮捕につながる情報に 500 万ドル(約 7 億円相当)の懸賞金をかけていたことからも、組織内での重要性がうかがえます。
報道によると、フロレス・シルバは道路脇の溝に身を隠していたところを発見・拘束されたとのことです。
メキシコは CJNG をはじめとする麻薬カルテルの活動により深刻な治安上の課題を抱えており、指導者レベルの幹部逮捕は政府による取り締まり強化の姿勢を示すものと受け止められています。一方で、CJNG はメキシコで最も勢力の強い犯罪組織とされ、幹部 1 人の逮捕だけでは組織全体の活動に大きな影響を及ぼさないとの見方も専門家の間では根強く、今後の治安情勢を引き続き注視する必要があります。