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リベリア前大統領、下院議員の除名決定を批判――言論の自由への懸念表明

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リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ前大統領は、同国議会がモンツェラード郡第10地区選出の下院議員イェケ・Y・コルバ氏を除名した決定について、強い懸念を表明した。

サーリーフ氏は、今回の除名決定が言論の自由と民主的統治の根幹に関わる問題だと指摘している。コルバ氏はこれまで、政府や議会の運営に対して批判的な姿勢を取り続けてきたことで知られており、こうした活動が除名の背景にあるとみられている。

サーリーフ氏の主張によれば、民主主義社会において、議員の立場から寄せられる建設的な批判は、政治制度の改善と監視機能の維持に欠かせない要素である。批判的な声を封じる形での除名は、議会の健全な運営そのものを揺るがしかねないとの認識を示した。

サーリーフ氏は1997年から2018年にかけてリベリア大統領を務め、2011年にはノーベル平和賞を受賞している。アフリカ初の民選女性大統領として、退任後も国内外で一定の影響力を保持しており、今回の発言も広く注目を集めている。

リベリア国内では、この除名決定をめぐり、民主的制度の在り方と言論の自由の保障について議論が活発化する見通しである。今後の議会や政府の対応が注視される。