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リベリア議会、5300万ドル補正予算を可決──議員除名処分で政治的対立も表面化

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リベリアの第55次議会は4月24日未明に開かれた特別会議で、5300万米ドル規模の補正予算を可決しました。深夜の緊急招集は、政府側の資金確保が急務であったためとみられています。

補正予算の採決自体は比較的迅速に進みましたが、会議の焦点は同国の政局に関わる別の問題へと移りました。モンセラード郡第10区選出のヤケ・コルバ(Yekeh Kolubah)議員に対し、除名処分が下されたのです。除名の具体的な理由は公式には明らかにされていませんが、この措置をめぐっては議会内でも賛否が分かれており、与野党間の深刻な対立が背景にあるとの見方が出ています。

この処分に強く反発したのが、ダリウス・ディロン(Darius Dillon)上院議員です。ディロン氏は議会の決定に抗議する形で会議を途中退場しました。現職議員が審議中に退場するのは異例のことであり、議会内の政治的緊張の高まりを示すものといえます。

今回の一連の動きは、補正予算の承認という本来の目的こそ達成されたものの、リベリア議会内に横たわる政治的分裂を改めて浮き彫りにしました。同国の政治情勢の安定性については、国際社会からも引き続き注視されています。