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レオ教皇、カメルーン訪問で戦費と『独裁者』を批判

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カメルーンを訪問中のレオ(Leo)教皇は、世界の指導者たちが戦争のために投じている莫大な資金について、強い調子で懸念を示した。同国の英語圏地域で開かれた会議での発言で、教皇は「少数の独裁者に世界が荒廃させられている」と述べ、現在の国際情勢に対して異例に踏み込んだ言葉を用いた。

今回の発言は、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領がソーシャルメディア上で教皇への批判を重ねた直後に行われたとみられる。米国出身として初のカトリック教皇であるレオ教皇は、戦争を正当化するために宗教的な言葉を用いる指導者のあり方についても、慎重ながら明確に問題視する姿勢を示した。

カメルーン(Cameroon)の英語圏地域では、近年10年近くにわたり武力紛争が続き、住民の避難や生活基盤の崩壊など深刻な人道的危機が報告されている。教皇の発言は、こうした地域の現実を念頭に置いたものであり、国際社会に対して「方針の決定的な転換」を求める呼びかけとして受け止められている。

教皇とトランプ氏との間では立場の違いが続いているが、今回のカメルーン訪問を通じて、教皇は紛争の解決と世界の平和に向けた姿勢を改めて示した形となった。