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ロシア、ウクライナからの攻撃懸念を理由に戦勝記念パレードの規模を縮小
ロシアのクレムリンは4月29日、毎年5月9日に開催される第二次世界大戦の対独戦勝記念パレードについて、今年は規模を縮小する方針を明らかにした。ウクライナからの攻撃脅威の高まりが主な理由とされている。
例年の大規模行事に変化
ロシアでは毎年この時期、首都モスクワの赤の広場をはじめ各地で大規模な軍事パレードが行われてきた。例年は多数の装甲車両や大型の軍事兵器が街路に展示され、航空機による上空飛行も実施されるなど、国家的な行事として位置づけられている。しかし今回は、こうした軍事的な展示の一部が削減または取りやめとなる見通しである。
安全上の懸念が背景に
クレムリンの発表によれば、セキュリティ上の懸念が規模縮小の主な理由とされている。ロシアとウクライナの間で戦闘が続く中、国内での大規模な公式行事はウクライナ側からの攻撃対象となりうるとの判断があったとみられる。実際にロシア領内では無人機による攻撃が相次いでおり、大規模な集会開催に伴うリスク評価が厳しくなっていることがうかがえる。
戦争の影響が国内行事にも波及
パレードの縮小決定は、長期化する戦争がロシアの国内行事にまで影響を及ぼしていることを改めて示すものといえる。パレードの具体的な規模や形式の詳細については、今後公表される見通しである。