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ロシア、トランスニストリア在住の自国民保護を表明

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ロシアのセルゲイ・ショイグ安全保障会議書記は2026年4月21日、モルドバの分離独立地域トランスニストリアに在住するロシア国民の安全が脅威にさらされているとの認識を示した。あわせて、これらの国民を保護するためにあらゆる措置を講じる構えであると述べた。

トランスニストリアはモルドバ東部に位置する分離独立地域で、1990年代初頭の武力衝突を経て事実上の独立状態にある。同地域にはロシア軍の駐留部隊が展開しており、ロシアとの結びつきが強い地域として知られている。東欧における地政学上の要衝としても注視されてきた。

ロシア政府は従来、旧ソビエト連邦領域内に暮らす自国民の保護を対外政策の重要な柱として位置づけてきた。ウクライナ情勢をめぐる国際的な緊張が長期化するなかで、ショイグ書記の発言はこうした従来の立場をあらためて強調したものと受け止められている。

なお、ショイグ書記の発言では、具体的にどのような脅威が生じているかについての詳細は明示されていない。同地域をめぐる情勢が今後どのように推移するか、引き続き注視が必要である。