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中国民用航空局(CAAC)は、香港およびマカオの航空当局との間で新たなパートナーシップ協定を締結し、開発中のワイドボディ航空機「C929」の型式認証プロセスを加速させる計画を明らかにした。複数の地域が連携することで、認証に必要な検査・試験の効率化が期待されている。
C929は、ボーイングやエアバスの主流機種に対抗する長距離国際線向けの大型機として開発が進められている。民間航空機市場のなかでも収益性が高いとされるワイドボディ機の分野に参入することで、中国航空産業の国際競争力を高める狙いがある。
今回の連携は、すでに国内市場で運航実績のあるナローボディ機「C919」の認証プロセスで築かれた協力の枠組みを基盤としている。香港民用航空部門との協力計画が正式に発表されており、C919で得られた知見を活かし、より大型かつ高度なワイドボディ機の認証作業を効率的に進める方針とみられる。
国際的な民間航空機市場は、長年にわたりボーイングとエアバスの欧米2大メーカーによる寡占状態が続いてきた。中国が地域連携を通じて新型機の認証体制を強化する動きは、今後の業界構図に影響を与える可能性がある。引き続き、認証プロセスの進捗や各国の反応を注視していく。