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南アフリカの独立系メディア「デイリー・マベリック(Daily Maverick)」が入手した文書により、シシシ・トラシェ(Sisisi Tolashe)社会発展大臣をめぐる政府資金の不正流用疑惑が報じられました。
報道によれば、トラシェ大臣の元従業員である家政婦が、政府から支給される月給の50%を大臣の娘に支払わされていたとのことです。デイリー・マベリックは複数の文書に基づいてこの事実関係を確認したとしています。
トラシェ大臣は社会発展省を統括する閣僚として、国内の福祉政策全般を担当する立場にあります。公的資金から支出される職員給与の一部が私的に流用されていたとすれば、公金の不正使用に該当する可能性があり、南アフリカ当局による調査の対象となることが見込まれます。
南アフリカでは行政における汚職や資金流用の問題がたびたび指摘されており、今回の疑惑もそうした構造的な課題の一端といえます。社会的弱者を支援する立場の省庁で起きた疑惑であるだけに、国内外から厳しい目が向けられています。
現時点でトラシェ大臣側からの公式な反論は確認されていません。今後、デイリー・マベリックによる追加の情報開示や、当局の対応が注目されます。