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台湾のバリスタ林紹興氏、世界ラテアート選手権で優勝

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台北を拠点に活動するバリスタの林紹興(リン・シャオシン、Lin Shao-hsing)氏が、米国で開催された世界ラテアート選手権(WLAC)で優勝を果たしました。2025年4月上旬の大会での受賞となり、一杯のコーヒーに注ぐ情熱が国際舞台で高く評価された形です。

林氏は「バラ」の愛称で親しまれており、ラテアートの道に進んだきっかけは、意外にも来店客の何気ない一言でした。ミルクを使ったお茶を注文した際の簡単なリクエストが、林氏の関心をラテアートへと向かわせたといいます。エスプレッソとスチームミルクで作るドリンクの表面に繊細なデザインを描くこの技術に、林氏は強い興味と情熱を抱くようになりました。

ラテアートは、コーヒー抽出の専門技術と芸術的な表現力の両方が求められる分野です。世界各地の競技カフェから実力者が集まる国際大会は競争が非常に激しく、わずかな技術の差が順位を左右します。林氏はそうした厳しい環境のなかで急速に技術を磨き上げ、最高峰の栄誉を手にしました。

今回の受賞は、林氏個人の努力と才能が実を結んだものであると同時に、台湾のコーヒー文化やバリスタの技術水準が国際的に高い評価を受けていることを改めて示すものといえます。台湾ではスペシャルティコーヒーへの関心が年々高まっており、今後もこうした国際大会での活躍が期待されます。