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台湾・頼総統、エスワティニに到着——航空通過許可の取り消しを経て訪問実現

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台湾の頼清徳(ライ・チンテ)総統は5月2日、アフリカ南部の王国エスワティニに到着した。当初予定されていた訪問は、経由地の航空通過許可が取り消されたことにより延期を余儀なくされていたが、今回あらためて訪問が実現した。

エスワティニは、アフリカ大陸で台湾と正式な外交関係を維持する唯一の国である。台湾が国交を持つ国は世界でも十数か国にとどまっており、エスワティニとの関係は台湾外交にとって重要な位置を占めている。

今回の訪問をめぐっては、経由国が航空通過許可を取り消すという異例の事態が発生していた。背景には、中国が台湾の国際的な活動を制限しようとする圧力があるとみられており、台湾の外交空間をめぐる厳しい国際環境があらためて浮き彫りとなった。

頼総統はエスワティニ到着後、同国政府要人との会談を予定しているとされる。両国間では経済協力や農業・医療分野での支援が続けられており、今回の訪問を通じて協力関係のさらなる深化が図られる見通しである。

現地での具体的な会談内容や共同声明の発表について、今後の続報が注目される。