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在韓米軍司令官のザビエル・ブルンソン将軍は、上院軍事委員会の公聴会において、米国防総省の高高度防衛ミサイルシステム「THAAD(サード)」が引き続き韓国に配備されていることを確認した。一方で、中東での軍事作戦を支援するための弾薬類については、転送に向けた待機状態にあることも明らかにした。
この発言は、中東地域における米軍の活動拡大に伴い、在韓米軍の装備や人員が転用されるのではないかとの観測が広がっていたことを受けたものである。THAADは北朝鮮の弾道ミサイルに対する防衛の要とされており、その動向には韓国国内でも高い関心が寄せられていた。
ブルンソン将軍の説明によれば、THAAD本体は当面韓国に留まる方針が維持される。他方、同システムに関連する弾薬類については中東方面への移送準備が進められている状況にある。これは、東アジアにおける防衛態勢を損なうことなく、中東での対応能力を同時に確保しようとする米軍の方針を反映したものとみられる。
装備本体と弾薬を分離して運用することで、韓国防衛に対する米国の関与を明確に示しつつ、中東情勢への柔軟な対処を可能にする構想といえる。東アジアと中東という二つの地域で同時に安全保障上の課題を抱える米軍の資源配分のあり方が、改めて注目される局面となっている。