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欧州委員会、SNSの「無限スクロール」規制へ新法を起草中

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欧州委員会(European Commission)が、ソーシャルメディアにおける「無限スクロール」機能を制限する新たな法律の起草を進めていることが明らかになりました。

無限スクロールとは、Instagram(インスタグラム)やX、TikTok(ティックトック)などのSNSで広く採用されている機能で、画面の下部に到達してもコンテンツが途切れることなく表示され続ける仕組みです。この設計はユーザーの滞在時間を延ばす効果がある一方、時間の浪費やメンタルヘルスへの悪影響を招くとして、以前から批判の声が上がっていました。

今回の規制は「デジタル公正性(digital fairness)」の確保を目的としたもので、ユーザーのエンゲージメントを過度に引き出す設計手法そのものに対して制限を設ける方針です。欧州ではすでにデジタルサービス法(DSA)やデジタル市場法(DMA)といった規制が施行されていますが、新法はプラットフォームのUI設計にまで踏み込む点で、さらに一歩進んだ内容となります。

規制が実現した場合、SNSプラットフォーム各社はビジネスモデルや設計戦略の根本的な見直しを迫られる可能性があります。広告収入がユーザーの滞在時間に大きく依存している現状を踏まえると、業界全体への影響は小さくないとみられます。

一方で、こうした規制がユーザー体験の改善や利用者の健康保護につながるかどうかについては、今後の議論の行方を注視する必要があります。