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深圳(シェンツェン)の南山区に開業した大型文化施設「深圳湾文化広場(Shenzhen Bay Culture Square)」が、香港から訪れる人々の注目を集めている。
香港・新界北西部の天水圍(ティンシュイワイ)に住むエンジニアのドミニック・リー氏(45)は、妻とともに先月上旬、短期休暇を深圳で過ごした。リー氏がとりわけ関心を寄せたのが、この深圳湾文化広場である。充実した空間設計や洗練されたデザインが印象的だったと語っている。
リー氏によれば、天水圍から深圳湾文化広場までの移動時間は、香港の繁華街・銅鑼灣(コーズウェイベイ)へ向かう場合とほぼ同程度の約1時間。買い物に出かけるような気軽さで深圳を訪れることができる点が、大きな魅力になっているという。
深圳側の新たな文化施設は、空間の広さ、デザイン性、そして価格面での競争力を兼ね備えており、香港との間で文化・生活面の交流を促す拠点として機能し始めている。近年、深圳では都市開発が加速しており、商業施設や文化拠点の整備が進んでいる。こうした動きが、香港居住者にとっての深圳の位置づけを変えつつあるとみられる。
リー氏のように深圳への短期訪問を日常の選択肢に加える香港居住者は、今後さらに増える可能性がある。両都市間の往来がより活発になることで、粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)における都市間連携の新たなかたちが見えてくるかもしれない。