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米兵が機密情報を予測市場で悪用か、40万ドルの利益で起訴

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米ニューヨーク連邦検察庁は、米軍特殊部隊に所属するガノン・ケン・ヴァン・ダイク(Gannon Ken Van Dyk)上級兵曹を、機密情報の不正利用による詐欺の疑いで起訴したと発表しました。

ヴァン・ダイク被告は、2025年1月に実施されたベネズエラのマドゥーロ(Maduro)大統領の逮捕作戦に従事していた人物です。検察当局によれば、同被告は職務上アクセスできた分類情報を利用し、暗号資産ベースの予測市場プラットフォーム「ポリマーケット(Polymarket)」において、マドゥーロ大統領の逮捕に関連するベットを行い、約40万ドル(約6,000万円相当)の利益を得たとされています。

ポリマーケットは、ブロックチェーン技術を活用した分散型の予測市場で、政治的事象や経済指標などさまざまな結果に対するベッティングが行われています。本件では、公職者が職務上知り得た非公開情報を投資判断に用いた点が問題視されており、インサイダー取引に相当する違法行為にあたる可能性が指摘されています。

米国では、政府職員による機密情報の目的外利用に対して厳格な罰則が設けられています。今回の事案は、情報セキュリティの観点だけでなく、急速に拡大する予測市場の規制のあり方についても議論を呼ぶものとみられます。