元記事公開:
米海軍は2026年4月24日、防衛スタートアップ企業カステリオン(Castelion)との間で、極超音速ミサイル「ブラックビアード(Blackbeard)」を空母搭載戦闘機F/A-18へ統合するための開発契約を締結した。契約額は約1億500万ドル(約160億円)とされている。
カリフォルニア州に拠点を置くカステリオンは、比較的新興の防衛企業でありながら、極超音速兵器の開発で注目を集めてきた。今回の契約により、同社が開発するブラックビアードは実験段階から実戦配備に向けた統合開発の段階へと進むことになる。
極超音速ミサイルは音速の5倍以上の速度で飛行する兵器であり、既存の防空システムでは迎撃が極めて困難とされている。艦載戦闘機からの運用が実現すれば、米海軍の打撃能力が大きく拡充される可能性がある。
今回の契約では、ミサイルのシステム統合試験やソフトウェア開発などが主な作業範囲となる見通しである。従来、極超音速兵器の開発は大手防衛企業が主導してきたが、カステリオンのような新興企業が正式契約を獲得したことは、国防技術の調達において民間スタートアップの役割が拡大していることを示すものといえる。
実戦配備に向けた具体的なスケジュールについては、現時点で公式な発表はなされていない。