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英規制当局、テレグラムを児童虐待コンテンツの懸念で調査開始

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イギリスの規制当局が、メッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」に対する調査を開始したことが明らかになりました。児童性的虐待コンテンツ(CSAM)への対応が不十分ではないかとの懸念が、調査の背景にあるとみられます。

テレグラムは、ロシア出身の実業家パベル・ドゥロフ(Pavel Durov)氏が創設したメッセージングプラットフォームで、世界中で数億人規模のユーザーを抱えています。強力な暗号化機能とプライバシー保護を特徴とし、多くの利用者から支持を集めてきました。

しかし、こうした高いプライバシー保護機能が、児童性的虐待物や違法コンテンツの流通に悪用されるおそれがあるとの指摘が、各国の法執行機関から繰り返し寄せられています。とりわけ欧米諸国では、テレグラムが違法コンテンツの流通経路として利用されているとの報告が複数確認されています。

今回の調査は、プラットフォーム事業者が児童保護に関する社会的責任をどの程度果たしているかを検証する取り組みの一環と考えられます。イギリスでは2023年にオンライン安全法(Online Safety Act)が成立しており、プラットフォーム企業に対してより厳格な安全対策を求める法的枠組みが整備されつつあります。

世界的にもオンライン上の児童保護を巡る規制強化の動きは加速しており、テレグラムをはじめとする大手メッセージングサービスは、各国の規制当局からの対応要請に直面しています。暗号化技術によるプライバシー保護と、違法コンテンツの排除をどう両立させるかは、業界全体にとって引き続き重要な課題です。