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日本テニス界の先駆者として知られる錦織圭選手が、今シーズンの終了をもって現役を引退する意向を表明した。
錦織選手は2008年にプロ転向後、日本人男子として初めてATPツアーで複数回の優勝を果たし、2014年の全米オープンでは決勝に進出するなど、グランドスラムの大舞台で歴史的な成績を残してきた。世界ランキングでは自己最高4位を記録し、長年にわたりアジアを代表するトップ選手として国際テニス界に確固たる地位を築いた。
しかし近年は右ひじや右手首の故障に悩まされ、手術とリハビリを繰り返しながらツアー復帰を目指す日々が続いていた。度重なる離脱を経てもなお競技への情熱を失わず、復帰のたびにコートに立ち続けてきたその姿勢は、多くのファンや後進の選手たちに大きな影響を与えてきた。
今シーズンの残り大会を戦い抜いたうえで現役生活に幕を下ろす見通しで、引退後の具体的な進路についてはまだ明らかにされていない。日本テニス界においては、大坂なおみ選手とともに世界的な注目を集めた功労者であり、その功績はこれからも語り継がれることになるだろう。