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韓国、飲食店のパンチャン有料化に消費者の6割超が反対

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韓国の消費者の多くが、飲食店で提供される側菜「パンチャン(banchan)」の有料化に否定的な見方を示していることが、最近の世論調査で明らかになった。全国の成人1000人を対象とした調査によれば、有料化に不安を感じると回答した人は64.8%に達した。さらに、有料化に踏み切った店舗への来店をやめると答えた人も42.3%に上り、消費行動への影響が表れる可能性が示された。

パンチャンは韓国の食文化に根付いた要素で、主菜に添えて複数の小皿惣菜として無料で提供されるのが一般的な慣習である。調査では、この慣習に対する期待の高さも浮き彫りとなった。無料でパンチャンを積極的に提供する店舗を好むと答えた人は81%、提供に消極的な店舗を避けると答えた人は72.8%だった。パンチャンが単なる付け合わせにとどまらず、来店先を選ぶ際の重要な判断材料となっている実態がうかがえる。

一方で、飲食店側は食材価格や人件費の上昇を背景に、コスト構造の見直しを迫られている。無料提供の維持が難しくなりつつある事業者も少なくないとされ、有料化はその選択肢の一つとして議論されてきた経緯がある。今回の調査結果は、こうした経営判断と消費者心理の間に依然として大きな隔たりがあることを示している。パンチャン文化の扱いは、韓国の外食産業における価格転嫁のあり方を映す一つの論点となりそうだ。