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韓国政府は、5月1日の祝日の名称をおよそ60年ぶりに変更する方針を明らかにしました。これまで公式には「労働者の日(Workers’ Day)」と呼ばれていた祝日が、今後は「労働日(Labor Day)」へと改称される見通しです。
今回の変更は、韓国語本来の呼称「ノドンジョル(Nodongjeol)」の復活を意味します。現在使用されている「ゴルロジャウィナル(Geulloja-ui Nal)」という表現は1963年に採用されたもので、当時の反共産主義政権が「労働(ノドン)」という言葉に政治的な警戒感を抱いていたことが背景にあるとされています。
名称の変更は一見すると象徴的な措置に映るかもしれません。しかし韓国においては、この呼び方が政治的・歴史的・法的に大きな重みを持っています。労働団体の間では、「労働者の日」から「労働日」への改称がもたらす政治的メッセージに大きな意義があるとの受け止めが広がっています。
この決定により、韓国は独立以来初めて「Labor Day」として祝日を迎えることになります。労働運動の歴史や、国家政策における労働者の位置付けの変化を象徴する転換点として注目が集まっています。あわせて、「労働者」の定義や法的地位をめぐる新たな議論を呼ぶ可能性も指摘されています。