元記事公開:
韓国のイ・ジェミョン(Lee Jae Myung)大統領とベトナムのトー・ラム(To Lam)大統領兼ベトナム共産党書記長は、ハノイの大統領宮殿で首脳会談を行い、エネルギー分野における戦略的協力の強化で合意した。韓国大統領室が発表した。
会談でイ大統領は、原子力発電所の建設を含むベトナムのエネルギー転換プロジェクトへの韓国の参画について、「戦略的協力の新たな地平」と位置づける認識を示したとされる。両首脳は、エネルギー転換に関する技術支援や経済的パートナーシップを含め、二国間の協力をより高い水準へ引き上げることで一致した。
ベトナムは脱炭素化戦略の柱の一つとして原子力エネルギーを重視しており、韓国が持つ先進的な原子力技術への期待が高まっている。韓国側にとっても、原子力プラントの海外展開は重要な産業政策の一環であり、今回の合意は双方の利害が一致した形といえる。
この合意は、インド太平洋地域におけるエネルギー安全保障の観点からも注目される。両国が戦略的パートナーシップを深化させることで、地域の安定と持続可能なエネルギー供給の実現に向けた取り組みが一段と進むことが期待される。