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韓国・イ・ジェミョン大統領、4月革命の精神が戒厳令抵抗の基盤と演説

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韓国のイ・ジェミョン(Lee Jae Myung)大統領は4月19日、1960年の4月革命から66周年を迎える記念式典において演説を行い、当時の民主化闘争の精神が2024年12月の戒厳令宣言に対する国民の抵抗の基盤となったとの認識を示した。

4月革命は、1960年4月19日に発生した韓国の歴史的な民主化運動である。不正選挙に反発した学生ら数千人が大規模なデモを展開し、当時のイ・スンマン(Syngman Rhee)大統領の政権による暴力的な弾圧で多くの死傷者が出たものの、この抵抗運動が政権の正当性を揺るがし、同年7月の政権崩壊につながった。以後、4月革命は韓国における民主化運動の象徴として位置づけられている。

イ・ジェミョン大統領は演説の中で、不正選挙に対抗した当時の国民の意志と抵抗精神が、現代における民主主義の防衛にも受け継がれていると強調した。2024年12月に発令された戒厳令に対して国民が広範に反発した背景には、4月革命以来の民主主義を守ろうとする歴史的な精神があるとの見方を示したものとみられる。

韓国国内では、同年12月の戒厳令をめぐり、その違憲性や正当性を問う議論が現在も続いている。大統領の今回の演説は、民主主義を求める国民の力が危機的状況における重要な防衛手段であるとの立場を改めて打ち出したものといえる。