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香港の不動産市場で、新規に販売された住宅物件が短時間で完売となる事例が相次いでいる。購買者の旺盛な需要を背景に、デベロッパー各社は建設計画の拡大に動いているとみられる。
木曜日には複数の新規物件が一斉に販売を開始した。ハンガム地区に位置する大型プロジェクト「ワン・ビクトリア・コーブ I」(One Victoria Cove I)は、ヘンダーソンランド・デベロップメント、ハイサン・デベロップメント、エンパイア・グループの3社による共同開発物件で、販売開始から当日午後5時20分までに用意された120戸すべてが完売となった。不動産仲介業者によると、こうした完売の速さは市場の強気心理と購買意欲の高さを反映しているという。
同日には、太子MTR駅上部に建設された「パビリア・ファーム III」(Pavilia Farm III)の販売も始まった。ニューワールド・デベロップメントとMTRコープによる共同開発物件で、当初用意された45戸のうち19戸が午後6時50分までに成約したとのことである。
こうした新規物件の迅速な売却は、香港における住宅需要の底堅さと消費者の購買力を示すものといえる。デベロッパー各社が供給を加速させている背景には、こうした継続的な需要環境があるとみられ、不動産市場の活況は当面続く見通しである。