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香港教育局の調査によると、2025年に海外の高等教育機関へ進学した香港の中等教育修了者数が、過去14年間で最も少なくなったことが明らかになりました。
調査では、6年生卒業者4万948人のうち、フルタイムの課程を求めて海外へ進学した学生は2,671人で、全体の6.5%にとどまりました。前年(2024年)の3,061人と比較すると約13%の減少にあたり、2011年以来の低水準です。
教育関係者は、この減少の主な背景として、中国本土から香港の大学への進学を希望する学生が増えていることを挙げています。本土学生の志願者増加にともない香港の大学の競争環境が変化し、結果として香港の学生が海外進学を選びにくくなっている可能性が指摘されています。
これまで香港の学生にとって、英国やオーストラリア、カナダなど英語圏の大学への進学は有力な選択肢の一つでした。しかし今回の調査結果は、進学先を選ぶ際の判断基準が変わりつつあることを示唆しています。香港域内の大学教育の充実や、中国本土との学術連携の強化といった要因も、こうした傾向に影響を与えているとみられます。
アジア地域全体で高等教育の選択肢が多様化するなか、香港の進学動向は今後も注視される見通しです。